2024年7~9月のクラスメソッドグループ社員によるOSSコントリビュートについてご紹介します

2024年7~9月のクラスメソッドグループ社員によるOSSコントリビュートについてご紹介します

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アノテーション LINE/DevOpsチームの草竹です。

四半期ごとの恒例となっております、クラスメソッドグループ全体のOSSコントリビューション実績 2024年7月〜9月の取りまとめです!

OSSコントリビューション実績一覧

ドキュメントと自動生成された定義との差異を報告 | AWS GoFormation

ふじいさんによるコントリビューションです。
AWS公式ドキュメントの記述と実装とでオブジェクトプロパティの定義が異なっている問題を報告しています。

https://github.com/awslabs/goformation/issues/679

jailerパッケージのユニットテストをマルチスレッドで実行できるように修正 | Firecracker

岩田さんによるコントリビューションです。
jailerのユニットテスト実行時、マルチスレッド実行ができるように改善されています。

https://github.com/firecracker-microvm/firecracker/pull/4438

launch.jsonのタイポでVS Codeからデバッグ実行できない問題を修正 | JWT UI

こちらも岩田さんによるコントリビューションです。
VSCodeの設定ファイルの修正で、VSCodeのデバッグ機能が実行できない問題を解消しています。

https://github.com/jwt-rs/jwt-ui/pull/67

負荷試験コマンド実行時、durationをまたぐ最後のリクエストを失敗として扱れるため、成功/失敗件数、並びにlatencyの正しい統計が取れない問題を報告 | runn

高野さんは runn へのコントリビューションを2件行われております!
負荷試験コマンド(runn loadt)で --duration オプションを使用したとき、duration終了により打ち切られたリクエストが失敗と扱われることにより、統計情報として成功/失敗件数を正しく判断できなかった問題を報告しています。

https://zenn.dev/k1low/scraps/cf7c7ef06f9051#comment-44caa6d577cd0f

負荷試験コマンド実行時のレポート表示にて、値はsecだが単位がmsec表示になっていた不具合を報告 | runn

こちらも高野さんによる runn へのコントリビューションです。
内部処理(sec)とレポート表示(msec)とで時間単位に差異があった不具合を報告しています。

https://zenn.dev/k1low/scraps/cf7c7ef06f9051#comment-4ffb13a29c051d

noEvolvingTypes ruleのURLミスの修正 | Biome

続いて、西村さんによるコントリビューションです。
noEvolvingTypes ルールと対応するURLが間違っていた点を報告・修正されています。

https://github.com/biomejs/biome/pull/3413

ulタグにlistのロール属性が付与されており冗長なコードとなるロール属性を削除 | Tremor

こちらも西村さんによるコントリビューションです。
HTML要素をセマンティックにするには必要十分になるようにタグ・ロール属性の記述を改善されています。

https://github.com/tremorlabs/tremor-raw/pull/58

ディレクトリツリーのファイルをクリックするとクリップボードにパスがコピーされる機能を追加 | Dir Maker

こちらは戸田さんによるコントリビューションです。
アプリをエンハンスする新機能追加の提案と実装が行われております。

https://github.com/kondo0602/dir-maker/pull/2

このコントリビューションの全貌は戸田さんのブログで紹介されておりますので、ぜひお確かめください!

https://dev.classmethod.jp/articles/contributing-to-open-source-dir-maker/

依存パッケージの脆弱性を解消 | LIFF Inspector

最後に執筆者の草竹のコントリビューションを紹介します。
Issueで報告されていた依存パッケージの脆弱性を解消しています。

https://github.com/line/liff-inspector/pull/20

さいごに

私自身、今回初めてのOSSコントリビューションをPull Request作成という形で行なってみました。
実際にやってみると、ふだん個人リポジトリで行なっているのとほぼほぼ同じ操作でPull Request作成までできることに気づき、想像していたよりは敷居は低く感じています。
ちょっとした気づきをそれぞれができる範囲で制作者にフィードバックできるのがOSSコントリビューションのいいところだな、という学びを得ました。

最後に、GitHubが作成したオープンソースにコントリビュートする方法という記事の紹介で締めさせていただきます。
OSSに貢献する具体的な方法やその多様な手段が紹介されておりますので、ぜひ読んでみてください!

https://opensource.guide/ja/how-to-contribute/

今後もクラスメソッドグループはOSSへのコントリビューションを発信していきます!どうぞよろしくお願いいたします!

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